高校の先生の言葉で今でも覚えている、肉食系・草食系・○○系・・という話をまとめていきたいと思います。
俗にいう肉食系女子とか草食系男子という意味ではありません。
また、あくまで例え話なので、どの動物がダメだとも言っていませんし、生徒への暴言でもありません。
加え、畜産業や動物学についてはイメージのため詳細とは異なる可能性があります。
その辺りをご承知の上ご覧ください。
肉食系・草食系・○○系
まず何系があると言われたのか。
それは家畜系でした。
肉食・草食ときて、それはないんじゃないのって先生の話を聞いていて思っていました。
もしあったとしても雑食系とかでしょうと。
しかし、今になって考えてみると、納得できる話でした。
最初に肉食系・草食系
肉食系は一般的に肉食動物、イメージで言えばライオンや熊、狼がそれにあたるかと思います。
草食系も同様で、イメージで言えば兎やシマウマ、鹿などでしょうか。
肉食・草食動物の違いは武器と運動期間及び感覚器官。
ここでは、武器と目について焦点を当てていきます。
まずは武器について。
肉食動物は他の動物を食することで生きています。
他の動物を食べることで、次の狩りに必要な力を身に付ける。
この力を身に付けられなかったものは餓死する。
このような過酷な環境で暮らしている。
人間に対応させると、必要な知識を生きるために貪欲に求め続ける。
そうしないと生き残れない環境に身を置いている人になるのではないでしょうか。
逆に草食動物は、環境にもよるが基本的に食べるものは逃げない。
なので、餓死する心配はほぼない。
しかし、油断をしていたら肉食動物に食べられる。
そのような環境のため、常に周りを警戒し、後述の目の発達にもつながったのでしょう。
これも人間に対応させると、安泰の中でも常に注意を張り巡らせ過ごしている人になるのではないでしょうか。
次は目について
参考サイト:Vol.13 肉食系?草食系?~動物の目の不思議~ | 目のおはなし | 株式会社ニデック
肉食動物は目が前の方についている。
これは周知の事実ではあると思いますが
両眼で見える範囲が広がることから物体との距離を正確に測る事が出来ます。
逆に草食動物は目が横の方についている。
これにより両眼で見える範囲が狭く、肉食動物と比較するとそこまで前方が明確に見えているわけではない。
しかし、単眼で見える範囲が広くなっており、より警戒するのに適した目の配置となっています。
人間に対応させてみると
肉食系は目の前のビジョンがより明確であり、良好な視界の中物事を取り組んでいる。
反面、目の前に夢中になりすぎ後ろが見えていない可能性ある。
逆に草食系は、目の前のビジョンがあまり明確でない。
しかしほとんどの角度をカバーしているため、肉食系には見えない視野からも物事を見ることができるのではないしょうか。
では家畜系とは
それでは家畜系とは。
イメージとして、豚や牛、鶏が出てくるでしょう。
動物の種類として分けるなら草食動物として分けるべきものですが、敢えて家畜系と分けたのにも理由があります。
まず食事。
家畜は何もせずとも餌が出てきます。
人間または機械が餌を運んできて、それを食べるだけです。
次に目。
健康状態や品質の問題を度外視すれば目は餌の位置を見つけるという目的以外必要性がありません。
そして、決められた位置に餌が出てくることから、慣れたら距離を測る事すらも必要なくなるでしょう。
人間に対応させると、ひたすら誰から渡されたものをこなす。
そのため、新たに知識を身に付ける必要もなく、ただ毎日を過ごしていく人となると思います。
結局どれがいいのか
肉食系・草食系・家畜系どれが良い・悪いなんてないと思います。
人の価値観・思想によって良し悪しは変わるからです。
そしてどの系も一定数の必要性もあります。
全員が全員肉食系では、起業家のような人ばかりになりますし、全員が草食系では、リーダーがいなくなってしまいます。
ただ、言われるがままやるだけの家畜系にはなりたくないと思った今日この頃です。